2001年8月

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8/23 (Thu) 数字の独り歩き

SIGGRAPHの我々のデモがSlashdotで話題になってた→ http://slashdot.org/articles/01/08/14/1919226.shtml。 だが何故か2.5fps (0.4second/frame) と紹介されている。 で、その数字を元に実に様々な意見が交換されているのだが…… デモは12fpsで走ってたのだ。 どっから2.5fpsなんて数字が出て来たんだろう。

Slashdotのフィードバックではその数字を元にいろいろ計算して 意見が述べられているが、最初の数字が間違ってたらそういう多くの意見も 的外れなものになってしまうわけで。12fpsと2.5fpsじゃ実装技術も応用範囲もかなり違って来る。 この事例から類推するに、 自分も根拠の薄い数字を元にして的外れな意見を垂れ流してしまっているのかもしれぬ。

こちらの記事 http://www.flipcode.com/misc/siggraph2001.shtmlでは30fpsとか20fpsとか 書いてあるなあ。わけわからん。

8/22 (Wed) SIGGRAPH 2001

今年のSIGGRAPHはLA。うちのチームは昨年の延長で、 映画の一シーンをリアルタイムでレンダリングするデモを展示会に出した。 昨年はプレステ2×16台並列のGSCubeでキャラクタ一人をレンダリングしたが、 今年は普通のPC (Pentium4, 2GHz & nVidia Quadro DCC) 一台でキャラクタ二人。 ハードウェアの進歩は恐ろしい。

展示会の合間に、スケッチを中心にセッションをみてまわった。 疑似パペットを使ってTV番組用のモーションを取り込む発表が面白い。 技術的にはどうということはないが、パペッティア達が、自分のアクションが CGキャラクタにもたらすリアルタイムで観ることができるため、 インプロビゼーションがぽんぽん飛び出し、アンサンブルも良い。 観て楽しい番組に仕上っている。 リアルタイムでのインタラクションはアーティストにとっても重要なのだ。

今回は妻も連れて行った。妻はSIGGRAPHには興味が無いので、 ダウンタウンに滞在してもつまらない。Santa Monicaに宿をとり、 車を借りて会場に通った。Santa Monicaは前に住んでいた時以来だから4年ぶりである。 まず寒いのに驚いた。記憶の中のカリフォルニアの海岸は、青空とどこまでも続く白い砂と ぎらぎらする太陽だったのだけれど、何故か空には霞がかかったようで、 ピアからMalibuの方を見ても白く霞んで見えない。 風は冷たさを含んでいて、水着をもってったけれど泳ぐ気にもなれない。 ひょっとして、ハワイの気候に順応してしまったのだろうか。だからそう感じるのか。

SIGGRAPH終了後ちょいと休みをとって、今日まで中央カリフォルニアを旅行してきた。 これについては後でまとめる。


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Shiro Kawai
shiro@lava.net